【咀嚼の8つの効果】虫歯/癌/ボケを予防!ダイエットにも有効

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咀嚼の8つの効果

咀嚼の効果は口の中だけに留まらない!噛むことは全身に効く!

よく噛むことは、食べ物を飲み込みやすくするためだけに行っているわけではありません。
歯の健康はもちろん、脳の活性化、胃腸の働きを良くする、ダイエットなど…口の中だけでなく、全身に多くの影響を与えています。
咀嚼は、口の中の健康や全身の健康に、大変重要な働きをしているのです。

「卑弥呼(ひみこ)の歯がいーぜ」

という、学校食事研究会が作った標語があります。
一度の食事で噛む回数を、戦前と現代で比較すると、半分以下に減少しているとされています。卑弥呼が活躍していたとされる弥生時代と比較すると、6分の1以下にもなります。
弥生時代の人たちは、現代の人よりずっと、よく噛んで食べていたのです。

弥生時代 江戸時代 戦前 現代
4,000回 1,500回 1,420回 620回

咀嚼の8大効果「卑弥呼(ひみこ)の歯がいーぜ」とは?

肥満予防
満腹感は咀嚼によって得られます。咀嚼によって脳の満腹中枢が刺激され、「お腹がいっぱいになった」と感じるため、ダイエットにはよく噛むことが有効なのです。
咀嚼回数が少ないと、満腹中枢が刺激されないため、なかなか満腹にならずに食べ過ぎてしまいます。よく噛まずに食べることは、食べ過ぎの原因であり、肥満の原因になります。
味覚の発達
咀嚼回数が少ないと、食材の本来の味がわかりにくいです。濃い味付けに慣れやすい傾向がありますが、食材そのものを味わうには、薄味でよく噛んで食べることが大切なのです。
咀嚼回数が少なくならないようにゆっくり食べること、味付けを薄めにすることを心がけることが大切でしょう。
言葉の発音がはっきり
咀嚼には、口の周りの筋肉(咀嚼筋)を使います。咀嚼筋は、噛むことだけでなく、言葉の発音にも影響する筋肉であり、普段から使っていなければ、口をしっかり開けてキレイな発音ができません。また、咀嚼筋は表情にも影響しますから、表情が豊かで、素敵な笑顔をつくるには、よく噛んで咀嚼筋を使うことが大切でしょう。
脳の発達
咀嚼は脳を活性化する働きがあります。そのため、噛むことは、高齢者のボケ防止、子供の脳・知育の発達に役立つのです。
よく噛んで食べることを心がけることはもちろん、健康な歯を維持することが、脳の働きを良くするために大切なことと言えるでしょう。
歯の病気を防ぐ
咀嚼により、唾液の分泌が促されます。唾液には、殺菌効果や自浄作用があるため、虫歯や歯周病を防ぐ働きがあるのですが、咀嚼回数が少ないと唾液の分泌量も減少して、歯の病気にかかりやすくなってしまいます。
また、歯の表面のプラークによるダメージを修復する「再石灰化」にも、唾液が関与しています。
癌(ガン)予防
唾液の「ペルオキシダーゼ」という成分には、発がんを抑制する作用があります。癌の発生に関与する、活性酸素の作用を抑えてくれるのです。
よく噛んで食べることは、がん予防にも役立つのです。
いー 胃腸の働きを良くする
咀嚼には、唾液(消化酵素)の分泌が促進し、食べ物を細かくして(表面積を大きくして)消化酵素が作用しやすくする働きがあります。
よく噛むことによって、食べ物が消化しやすくなりますから、胃に負担をかけないだけでなく、効率良く消化・吸収できるようになります。
全身の体力向上と全力投球
仕事や運動など、さまざまな場面で全力を出したい時に、歯が健康でなければ思うように力を発揮できません。歯を食いしばる・歯を噛みしめることは、歯が健康でなければできないのです。
咀嚼により、歯や口の周りの筋肉、顎を強くしていれば、「ここぞ」という時にパワーを発揮できるでしょう。

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