子供の虫歯予防効果を高める5つのこと - 歯磨きだけでは不十分!?

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子供の虫歯予防効果を高める5つのこと

子供の虫歯予防のために、お母さんに取り入れてもらいたい5つのこと

子供の歯は、大人の歯に比べて虫歯になりやすいと言えます。乳歯だけでなく、生えたての永久歯も抵抗力が弱く、虫歯になりやすいです。
将来に健康な歯を残していくためには、虫歯を予防し、小さいうちに適切なケアを身に付けることが大切でしょう。

歯磨きは大切!でも、さらに虫歯予防効果を高める方法があります

子供だけでなく大人も、虫歯を予防するならば、正しい歯磨きは基本です。歯磨きなしで、虫歯を防ぐことはできません。

しかし、効果的に虫歯を防ぐならば、さらにできることがあります。神経質になる必要はありませんが、できることから取り入れていくと良いでしょう。

1.シーラント

奥歯は歯ブラシが届きにくく、不衛生になりやすい部分です。さらに、奥歯の溝は深く、歯磨きで汚れを落としにくい部分でもあります。

シーラントとは、プラスチックで奥歯の溝を埋め、衛生管理をしやすくする方法です。子供に多い奥歯虫歯の予防方法として、大変有効だと言えるでしょう。
当院でも、シーラントを行うことができます。ぜひご相談ください。

2.フッ素塗布を行う

フッ素(フッ化物)には、虫歯菌が作り出す酸への抵抗性を強くする効果再石灰化を促進する効果細菌の酸生成を抑制する効果などがあります。
フッ素が配合された歯磨き粉なども販売されていますから、フッ素の効果を手軽に取り入れられるのですが、濃度の高いフッ素塗布の方が高い効果が期待できるでしょう。

フッ素の副作用を心配される方も少なくありませんが、適切に使用すれば副作用の心配はありません。フッ素塗布は、専門知識を持つ、歯科医師や歯科衛生士が行います。

3.虫歯リスクを知る

「虫歯になりやすいかどうか」は、その人によって違います。もちろん、生活習慣・食生活なども大きく影響していますが、唾液を検査することで虫歯リスクを知ることができます。

唾液の分泌量や唾液の質(細菌の量・種類、緩衝能など)が調べることで、虫歯のリスクだけでなく、適切な虫歯予防方法がわかります。
唾液検査をご希望の方は、ぜひご相談ください。

4.虫歯になりにくい食生活を心がける

お口の中を酸性に傾ける食品ばかりを摂取していると、虫歯になりやすいと言えます。強い歯を作るには、栄養バランスのとれた食事を心がける必要があるでしょう。

特に子供の虫歯で注意しなければいけないのが、おやつです。虫歯になりやすいおやつ、なりにくいおやつもありますが、与える頻度も大切でしょう。ダラダラ食べは、虫歯リスクを高めます。
甘いおやつやジュースは、与えてはいけないのではなく、与えるタイミングや頻度に気を付ける必要があります。摂取後は歯磨きする習慣をつけることも大切でしょう。

また、キシリトールが配合されたガムやタブレットを利用するのもおすすめです。

5.定期的に健診を受ける

定期検診は、虫歯の有無を確認するだけでなく、噛み合わせの確認や歯磨き指導、生活習慣の指導など、全面的に口腔内の発達をサポートしていきます。

たとえ虫歯になってしまっても、早い段階ならば削らずに治すことも可能です。乳歯の虫歯は、重症化すると、永久歯や全身に悪影響を及ぼしてしまうため、早期発見・早期治療が重要になります。

痛くならないため、痛い治療が必要にならないために、定期的に健診を受けましょう

乳歯が虫歯になってしまったら…!?

乳歯が虫歯になったら、「どうせ生え変わるから…」放ったらかしにしてはいけません。
乳歯の虫歯を放っておいて根(歯根)が膿んでしまうと、乳歯の下で育っている永久歯に悪影響を及ぼすのです。生えてもいない永久歯が、乳歯の虫歯の下で虫歯になってしまう可能性もあります。

また、永久歯が適切に生えてくることができず、歯並びに悪影響を及ぼすこともあります。歯並びが悪くなると、噛み合わせにも支障をきたします。

乳歯は永久歯に比べて象牙質やエナメル質が薄いです。象牙質・エナメル質は、歯髄(神経)を被っているのですが、これらが薄いために、虫歯の影響が歯髄にまで達しやすい特徴があります。
だからこそ、乳歯の虫歯は早めの対処が必要になるのです。

歯の健康は、顎の発達、そして脳の発達に影響します。歯の健康管理を大切にしなければ、心身の健康に影響すると言っても良いでしょう。
健やかな成長において、歯の健康はとても大切です。子供の歯の健康にもっと関心を持ち、大切な歯を守ってあげることも大切でしょう。


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